1月8日「悪霊を黙らせる」

イエスさまの伝道活動の三本柱は、会堂で教えを語ること。悪霊を追い出すこと。病気の人を癒すことでした。今日の所は、三本柱の一つである「病気の人を癒す物語」です。
イエスさまがはじめて癒された病気の人は、ついさっき弟子にしたシモンのしゅうとめ(奥さんのお母さん)でした。あれ?と思いませんか。シモンはイエスさまに従うために仕事の道具も家族も全部捨てたはずでした。それなのに、イエスさまはわざわざシモンの家に行かれたのです。
イエスさまに従う人は誰でも一切を捨てて従わなければならないと思っている人がいます。そういうメッセージを聞くこともあります。聖書を開きますと確かにそのように語られている所があります。イエスさまも「はっきり言っておく、わたしのために、また福音のために、家、兄弟、姉妹、母、父、子ども、畑を捨てた者は誰でも、…百倍受け、後の世では永遠の命を受ける」と語られております。
「すべてを捨てる」というのは、単になんでもかんでも捨てて、裸一貫になればよいという意味ではないということをイエスさまはシモンの家に行くことによって示されたのです。
「捨てる」というのは関係を断ち切ることではなくて、それまであった関係の間にイエスさまが介してくださって新しい関係が結ばれるということです。それまで「わたし」と「それ」あるいは「あなた」という二人称的な関係から、その間にイエスさまが立ってくださって三人称的な関係になることを「捨てる」と表現しているのです。
シモンとしゅうとめ、しゅうとめと病気、わたしとあなた、わたしとそれ、すべての関係がイエスさまによって新しい関係として結び合されるのです。そうしてすべてが神さまの恵みの内にあることが分かるようになるのです。
病気のようなわたしにとって嫌なもの、歓迎されないものも、イエスさまがその間に立ってくださることによって恵みとして受け取られるのです。わたしにとって嫌なもの、歓迎されないようなものが、悪いものとしてしか見えないのは悪霊の仕業によります。神さまの恵みから離れているとか、神さまの愛と憐れみが注がれていないと思えるのは悪霊の仕業なのです。
イエスさまのお言葉は、悪霊を黙らせ、神さまの恵みが見えるようにするお言葉であり、神さまの愛と憐れみが受け取られるようにするお言葉なのです。イエスさまのお言葉を聞く時、わたくしたちはこの世にあるすべてのものが神さまがくださった恵みの賜物であることを本当に知ることが出来るようになるのです。
不思議に思われるなら、教会にいらしてください。一緒にイエスさまのお言葉を聞きましょう。あなたを取り囲むあらゆるものが神さまがくださる恵みの賜物であることを知ることが出来るようになりますよ。

コメントは受け付けていません。

2018年5月
« 8月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

写真 / 動画のページ (2)
礼拝案内 / 説教集 (77)

WP Cumulus Flash tag cloud by Roy Tanck requires Flash Player 9 or better.